12月7日（土）、家具造形師 島忠雄 初個展「光と家具展」(2024/11/30～2024/12/22)にあわせ、 トークイベント「職人気質（しょくにんかたぎ）×デザイナー気質（きしつ）＝島忠雄」を開催しました。

イベントでは、島忠雄氏が人生を振り返りながら自身の制作哲学を語り、職人技とデザインの融合について語ってくれました。「鐵工所勤務の後、あることがきっかけで家具のデザインを学ぶために専門学校に通い、自分でデザインしたものは自分自身で制作することで納得いくものができる！という確信のもと、家具で有名な大川で家具職人の修行に入り、独立後はフィンユールなど先人たちの貴重なヴィンテージ家具の修復を請け負う機会に恵まれ、貴重なスキルを養い、生きた証を残したいと思い日々オリジナル家具の制作に没頭しています。」とイベント会場に集まった20名以上の方々に熱く語ってくれました。

質疑応答では、参加者が島氏の「職人」と「デザイナー」としてのアプローチの違いについて質問し、会場は彼の作品に対する関心で一層盛り上がりました。今後の展覧会への期待も高まっています。

個展は12月22日まで開催中で、島氏の作品は「光と家具」の調和をテーマに展示されています。